Color me live…考察ブログ -推しと学ぶ深海-
どうも、滝沢歌舞伎のサントラが欲しいbotで有名のアクアリスです。SnowManのアルバム情報が美味しい季節になりましたね。
アルバムといえばそう、ユニット曲です。ワタシはユニット曲の中で「Color me live…」が1位2位を争うほど好きでして……(あべさく担)ブログを起こすほどでもないか……いや、しっかり文章化してこの気持ちをぶつけてえ!!と奮起しようとして早半年、やっとブログを起こせる時間を確保することができました。スノのブログ書くの初めてだあ……
ということで、「Color me live…」について深海の知識と交えながら深く掘り下げていこうと思います。
↓MVちょこっとだけ観られます。(18:30〜)
クレジット情報
「Color me live…」
作詞:Funk Uchino
作曲:Geek Boy Al Swettenham・HIKARI
編曲:Geek Boy Al Swettenham
作編曲のGeek Boy Al Swettenhamという方、嵐の「unknown」の作曲(HIKARIさんとコライト)や、最近だとSexyZoneの「SUMMER FEVER」の作編曲も提供していますね。大人っぽいオシャレでユニークな曲を書く人だな〜という印象があります。
まあ、クレジットの話はここまでにしておいて……
また余談
「Color me live…」の好きなポイント
- iPhoneの着信音のような音がするイントロ
- まるで海の中にいるようなMVと、歌声のエフェクト
- 高音(佐久間)、中音(宮舘)、低音(阿部)のバランスのとれた構成
- あべくんの青色エクステ
- あべくん人生初のエクステ
- エクステ(hair extension)
- エクステ良すぎだろマジで
- エクステってなんだっけ、エクステ言いすぎて何なのかわからなくなってきた
- 金曜夜にやってる歌番組……
- それはMステ
- インドで使える挨拶……
- それはナマステ
- △◯✕□
- それはプレステ
さて、本題に入りましょう。
「Color me live…」とはどういう曲なのか。
この曲は深海をイメージしたMVになっていますが、そもそも深海とはどういう場所なのか?
(※MV後半の演出についてはネタバレになるので言及していません)
深海とは____
水深200mより深い海のこと、水深1,000mから先は完全な暗黒の世界である。
太陽光の届く水深200〜1,000mの深海エリアをトワイライトゾーンと呼ぶ。
となると、「Color me live…」の舞台は、MVを見る限り太陽の光が届いているので水深200mより深く、1,000mよりは浅いということになると予想。
さらに、水温は水深1,000mくらいで2〜4℃、それより深いところではほぼ一定。寒い。
水圧は10m潜るごとに1気圧ごと増えていき、水深1,000m地点で101気圧(1cm²あたりに1,000tの力が加わる)となる。死んじゃうよ………
ちなみに、世界で最も深い海は、北西太平洋(意外と日本に近い)にあるマリアナ海溝で、深さは水面下10,983mである。(マリアナ海溝?深すぎ!)
この知識を踏まえて歌詞を読み解いていきます。
さすがに歌詞全載せはよくないので……気になるワードだけチョイスしていきます。
「誰の声も届かない」
→深海で音は聞こえるのだろうか?
先程紹介したマリアナ海溝での音の採集に成功している事例があり、水深約11,000mに沈んだ水中マイクから、台風によって発生した風や波の音、クジラやイルカの鳴き声などが聞こえたそうです。思ったより騒々しいのか……
となると、「Color me live…」の舞台ではある程度音は聴こえると推測できます。しかし、心理的に考えると、''誰の声も届かない''ということは、声は聞こえても心に響かないということではないでしょうか。
「何も視えない 聴こえない」
→深海では物は視えるのだろうか?
「Color me live…」の舞台は水深200〜1,000mと予想していました。しかし、水深70mに届く光は、地上の約0.1%で、200m〜400mになると人間には全く光を感じられない暗さになると言われています。
つまり、
【水面下(0m)<あべだてさく<水深200m】
であれば深海でもかろうじて物を見ることはできるということになります。
ちなみに、水深1,500mに棲むバラビクニンという魚の眼は、明るさを敏感に感じられるそうですが、視力がいいというわけではなく、実質的には何も見えないらしいです。一体なんのための眼なのだろうか……
「世界に忘れられたような/無限にループするような」
→孤独を感じ、同じことを繰り返すような毎日を過ごしていく、そんな息苦しさが深海の薄暗さと見事にシンクロしている歌詞ですね。
「光刺していく Feelings…」
→これもしかして、上がってきてない?
曲の1番では限りなく深い場所にいたはずなのに、2番では水面下くらいまで上がってきてない??
水面へ上昇するという物理的な過程が''希望''を持つ→''自由''を知るという心情の変化とまたシンクロしているような……
「僕だけの''Color''で」
→深海で色は判別できるのだろうか?
太陽の光には、ほぼ全ての色の光が含まれており、水中では赤、橙、黄、緑、青系の順に吸収されます。そのため、深海に届くのは青色の光だけになっていきます。さらに、光の量が少ないと赤も青も同じように暗く見えます。つまり深海では、派手な魚でもほぼ真っ黒で見えにくく、色の判別はほぼ不可能ということになります。
ただこの歌詞で大事なのは、誰がどんな色で、どう見えるのかというより、自分がどんな色で輝きたいかということではないでしょうか。
これらの深海に関する物理的な情報を日常生活に置き換えて考えてみました。ワタシはこの''音色(おと)''を''パーソナリティ''と考えていて、生まれ持った個性を変えることは難しいけど、暗い世界で生きる自分も好きになって、新しい日常へと踏み出してみよう、というメッセージ性をこの曲から強く感じました。
ありきたりな応援ソングではなく、深海という未知の世界から優しく勇気づけてくれる、神秘的で素晴らしい曲だと思います。
という感じです。自担の曲なのに自担の話はほとんどしてませんね?まあ……あべくんのエクステが最高なので見てください。
今後ともエクステをよろしくお願いします。
お読みいただき、ありがとうございました!!
余談
「ガラライキュ!」のクサイ芝居をしているしょっぴが好きすぎて50回見た
参考文献
https://www.jamstec.go.jp/godac/j/godac/kaiyou/deepsea.html
深海ではどんな音がする?地球の海洋最深部に響いていた音を収集、海のシンフォニーに耳を傾けよう - Always Listening by Audio-Technica(オーディオテクニカ)